2023年8月31日と9月1日の2日間、タイ・チェンマイにて、日本ASEAN友好協力50周年の記念事業のひとつとして「ASEAN-JAPAN Sports Showcase2023」が開催されました。今回は、これに先立ち、8月29日、有志企業から7名が参加した「タイ・バンコクビジネスツアー」の様子を時系列でご紹介します。
8:00AM@バンコク・スワンナプーム国際空港
早朝にバンコクに到着した一行。集合時間の8時まで空港内で過ごす。早朝でもカフェなど空いているお店があり、一安心。
8時にタイ人のガイド・キアットさんと合流。向かった先には巨大なバス。一行はバンコク市内を目指す。
…が、すぐに大渋滞に巻き込まれる。バンコクの渋滞の噂は聞いてはいたが想像以上。発展途上の国の力強さを感じるとともに、スポーツ庁担当者は各所に遅刻の連絡とお詫び。
10:00AM@JETROバンコク事務所
結局1時間の大遅刻で、JETROバンコク事務所に到着。お忙しい中、お時間を作ってくれた、更にお待ちいただいたJETROバンコク事務所のご担当者の皆様に心から感謝。
JETROバンコク事務所の亀田周氏に、タイおよびASEAN各国の市場との現況を伺う。各企業の関心事項やタイのスポーツの現状などをお話しいただく中、意外にも出生率が下がっているという事実に驚く。一同、タイに進出する際には戦略が必要だと再認識。
つづいて、タイでスポーツビジネスを展開する真野 浩一氏にお話を伺った。なぜタイだったのか、経歴を伺ったところで12時に。ほとんどお話を伺えていない!ということで、急遽ランチをご一緒いただく。リラックスした雰囲気で、参加者から質問も続々。
14:00PM@Sports Authority of Thailand
昼食後急いで移動も再度渋滞にはまり、またもや遅刻しての到着。タイ政府機関「Sports Authority of Thailand」へ。担当者間での意見交換をお願いしていたが、到着すると局長自ら歓待いただく。
タイでは、5年ごとにスポーツ計画を刷新しており、2023年から2027年までの第7期スポーツ計画の概要を伺う。また、日本からの参加企業の事業を紹介したところ、様々な角度からの意見交換に発展。
16:00PM@Sports Authority of Thailand
最新のトレーニング施設、スパチャラサイ国立競技場や併設するミュージアムを視察。移動はカートで。トレーニング施設では体のバランスを計る機器やジャンプする際の滞空時間を図る機器を実際に試してみる。ミュージアムでは、アジア大会を過去4回開催した実績を含め、見ごたえある内容。
18:00PM
この日の行程終了。タイムマネジメントが反省としてあったが、JETROバンコク事務所とSports Authority of Thailandの双方を訪問することで、様々な角度からタイのスポーツ市場に対する知識を深められた。
◇JSPIN事務局
JSPIN事務局のメンバーが、日本のスポーツ産業のさらなる国際展開を支援する活動等をご紹介します。
※所属・肩書等は2023年8月末の執筆当時のものです。